来週からマスクの着用が本人の判断に任せられるとのこと。
長かったコロナシフトからそれ以前の日常へ回帰する時が来たようです。
この3年の間、人それぞれに様々な変化があったことと思います。
私はコロナ禍で少し余裕ができた時間を使ってパソコンの自作を始めました。と言っても、私は直流電源と交流電源の違いも分からない文系の人間です。パソコンのキーボードを叩かない日は1年に数日もない生活ではあっても、パソコンの箱の中がどのようになっているかは全く知りませんでした。
初めてパソコンを自作してみたいと思ったのは2015年頃です。ある日突然パソコンが故障するなどのトラブルを何度か経験して、自分で直せたらいいのにと思うようになりました。そこで、「パソコン自作超入門2015」というムックを購入して精読してみました。”ドライバ1本でOK!” のサブタイトルに惹かれました。しかし、この時は実践には至りませんでした。やはり、ちょっと難しそうで踏み出せなかったんですね。
それが、コロナ禍で時間ができたことを機会に、リトライしてみようと思いました。 更にとても分かりやすい解説書を入手したことが私の肩を押してくれました。(「2万円でできる!はじめての自作PC」ピクセル出版)
2020年7月のある猛暑の1日に汗まみれになって、最初の1台を組み立てました。深夜に完成した自作パソコンのスイッチを入れ、正常に起動した時に感じた感動と安堵は忘れられません。
1台が無事に完成すると、気負いがなくなりました。ケースのデザインやスペックを変えて2台目、3台目を組み立てました。現在、このブログを書いているパソコンは自分で組み立てた3台目です。仕事用のメインパソコンとして毎日使っていますし、2台目は大きめのモニターにつないで主に動画の視聴に使っています。
この1年程、円安や半導体の不足などに影響されてパソコンの部品も価格が上昇しました。自作した方が安いとは言えなくなっていますが、やはり自分で部品の構成を工夫して、オリジナルの1台を組み立てる自作の楽しさは格別です。
それにちょっとした不具合は自分で部品を取り換えて修理して長く使うこともできますから、経済的ですし、
SDGsのトレンドにも沿っていると言えるのではないでしょうか。

このケース(In win)が使いたくて組んだ3台目です。スリムケースは放熱とユニット電源の選択肢が限られるので、CPUは省電力なものを選びました。

組立作業中。自作らしくしたくて、LED照明(白)付きのケースファン2台を搭載しています。ケースの左側面は透明になっていて、内部を確認しやすい。